【気仙沼と、東日本大震災】目黒美術館に行ったらスゴかった

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美術館って中学校の遠足ぶりくらいに久しぶりに行きました。
初めて、「この企画展に行ってみたい」と思えるものに出会えたので紹介します。

気仙沼と、東日本大震災:特別展

宮城県の最北端。2011年の東日本大震災で大きな被害が出た宮城県気仙沼ですが、実はとても素敵な美術館があります。
この美術館自体は山の上にあるので、津波被害からは免れていました。
リアスアーク美術館

2年位前にここを訪れた時、胸をえぐる常設展がありました。
それは東日本大震災を災害史、災害文化の視点から考えるための様々な資料を常設展示です。

ぼくがここで、言葉で語るのは邪推だと思ってしまうほどに、とてつもないエネルギーを持った展示です。

2011年3月11日から約2年間に亘る当館独自調査記録資料(被災現場写真203点・被災物155点)その他歴史資料等137点、資料総数約500点をご鑑賞いただけます。

主に震災当時の写真や、震災遺構とも言える様々なものが展示されています。

それだけでも考えさせられ、心に残るものがあるのですが、この常設展のすごい所は1つ1つの展示物にキーワードを入れ込んでいるところだ。

例えば、1枚の津波被害を受けた写真にしても、その土地の背景や歴史、なくなってしまったもの、そこに住まう人が思っていること、3月11日にどんな音が聞こえてたか?どんな臭いがしていたか?

参考までにリアスアーク美術館のHPから引用するが、こういった言葉が展示物1つに1つに付いているのである。

2011年3月13日、気仙沼市魚市場前の状況。歩行が困難な被災物の堆積があり、かつ此処そこから煙が上がっている。時折吹く風が大破した家屋のトタン板を揺らす。バララン…カラランというような、それまで聞いたことの無い音が四方八方から聞こえていた。それ以外の音と言えば、上空を飛び交うヘリコプターの風切音のみ。頭に浮かぶ言葉もない。

2011年3月29日、気仙沼市浜町(鹿折地区)の状況。津波被災現場を歩くと、目にする光景の非現実性、あまりの異常さに思考が停止してしまう。常識に裏付けられた論理的な解釈ができず、一瞬、妙に幼稚な思考が顔をのぞかせる。「巨人のいたずら…」、などと感じたりするのだ。実際、そんな程度の発想しかできないほどメチャクチャな光景が果てしなく続いていた。

2011年4月5日、気仙沼市仲町の状況。JR南気仙沼駅のホーム。気仙沼市民にとってJR気仙沼線は仙台方面への移動手段として欠くことのできない重要な公共交通手段だった。特に高齢者や学生にとってはまさに日常の足だった。土日には通称「お買いもの列車」と呼ばれる8時台の仙台直通列車に乗り、17時台仙台発の便で帰ってくる。おしゃれをした若者が、ロゴの入った衣料品店の袋を下げて列車を降りてくる。

はっきり言って、これを最初に見た時、「おもしろい」と思ってしまった。

もしかしたらそれは不謹慎かもしれないし、当事者からしてみたら全く面白いとは思えないかもしれない。
でも、こんなに大きな被害を受けて、たくさんのモノを失っても、「美術館としての役割を全うする」と力強く語りかけてくれている気がした。

だからおもしろく感じたのだ。

展示するだけが美術館ではないということを初めて教わった美術館でもある。
ぼくがもっと早くこのおもしろさに気がついていれば、きっとぼくは学芸員になっていたと思う。

山内宏泰さんがすごい

山内さんは震災前から、リアスアーク美術館の学芸を努められている。
ぼくは2度ほどお酒を一緒に飲んだことがある。(たぶん山内さんは覚えていない)
強面なんだけど、喋ってみると本当に熱い人なことがすぐに分かった。
「東日本大震災が起きてしまったにせよ、自分たちが後世に伝えなければいけないことは変わらないの」と仰っていたことは頭からはなれない。

「ここが津波が来る場所であるということを、文化として残さなければいけない」

「現実に津波が襲来すれば経済の再建は至上の急務となるだろう。そのとき同時に地域文化の再建を忘れないようにしなければならない。津波が破壊できなかった文化も、人間が伝える努力を怠れば、簡単に消え去ってしまうのだから。」

山内さんは学芸員でもあるが、執筆家でもある。
2011年より前には本も出版されている。

そんな展示が目黒美術館で見ることができます

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しかも無料です!
こんな良い展示を無料で見せてくれるなんて、目黒区さんの懐具合に感謝します。

本当にオススメです。
気仙沼の展示数よりも少ないので、1時間もあればじっくりと見て回れます。

開催期間:2016年2月13日(土) 〜 2016年3月21日(月)
時  間:10:00 〜 18:00 (入館は17:30まで)
休館日 :月曜日
観覧料金:無料
場所:目黒区美術館

この週末は目黒に行ってみてはいかがでしょうか?

もしもっと見たいと思ったら、気仙沼のリアスアーク美術館へ行くことをオススメします。
普段美術館なんか行かないor行っても何も思わないぼくが確信をもってオススメします。

おわり!


 

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